電動歯ブラシの値段はなぜ違う?音波式との関係を歯科衛生士が解説
電動歯ブラシを
買おうと思って調べてみると
3,000円の歯ブラシもあれば
3万円以上するものまで…
種類も多くて、値段もバラバラ
「何が違うの?」と迷ってしまいませんか?

実は、価格の違いには
振動方式(音波・超音波・高速回転式)
搭載されている機能、安全性、磨きやすさ が
大きく関係しています
この記事では
電動歯ブラシの価格がどう決まるのか?
音波式との違いは何か?
どんなタイプが
あなたに合っているのかまで
歯科衛生士の視点で
わかりやすく解説します!
ぜひ、チェックしてみてください♪

目次
⒈電動歯ブラシの価格は何で変わるの?
⒉振動方式の違い(音波・超音波・高速回転式)
⒊高価格帯に多い“便利機能”とは?
⒋歯科衛生士がすすめる選び方のポイント
⒌まとめ:価格より“使いやすさ”がいちばん大切
★「むし歯」について
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★「歯周病」について
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【過去の関連記事】
★「電動と手磨きの違い」について
★「歯間ブラシ」について
★「フロス」について
⒈電動歯ブラシの価格は何で変わるの?
結論から言うと
電動歯ブラシの値段が
大きく変わる理由は、主に次の4つです
①振動方式の違い(音波・超音波・高速回転式)
②圧力センサー・タイマー・アプリ連動などの機能
③ブラシヘッドの種類や交換費用
④メーカーの技術力・耐久性
高価格帯のものは
音波式を採用しているものが多く
便利機能も充実している傾向にあります
つまり高価格なものは
「より効率よく磨けて、使いやすいもの」
になっている傾向があります

また、電動歯ブラシは
替えブラシのコストも考える必要があります
とはいえ
価格が高い=あなたに合っている
とは限りません
「自分に必要な機能は何なのか?」
を見極める必要があります
1つずつ
具体的に解説していきます
⒉振動方式の違い(音波・超音波・高速回転式)
電動歯ブラシの振動方式には
大きく3種類あります

▶ 音波式

音波レベルの高速振動+水流で
細かい汚れまで落とすタイプ
・毎分約31,000回の高速振動
・電動より仕上がりがツルッとしやすい
・振動は細かく、回転式より刺激が控えめ
・中価格帯〜高価格帯に多い
【こんな人に向いている】
・歯ぐきが弱い、腫れやすい
・高速回転が苦手な人
・じっくり丁寧に磨きたい
▶ 超音波式

目に見えない超音波振動で
細菌のフィルムを破壊するタイプ
・1秒間に約160万回以上の振動
・細菌のバイオフィルムを壊す
・中価格帯〜高価格帯に多い
・本体価格は1番高め
・刺激は弱く、優しい磨き心地
【こんな人に向いている】
・振動が苦手な人
・インプラントがあって優しく磨きたい
・握力が弱い方
▶ 高速回転式

ブラシが大きく回転して
汚れをこすり落とすタイプ
・物理的にしっかりこすれる
・音波式より振動が大きめ
・価格は低価格〜高価格まで幅広い
・汚れが目に見えてよく落ちる
【こんな人に向いている】
・短時間でしっかり磨きたい
・手磨きが苦手
・汚れが残りやすい人
| 種類 | 動き方 | 清掃力の特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 電動(高速回転式) | ブラシが回転 | 物理的にしっかり落とす | しっかり磨きたい人 |
| 音波式 | 高速振動+水流 | 歯ぐきに優しく効率的 | 歯周病予防に◎ |
| 超音波式 | 超音波振動 | 細菌のフィルムを壊す | 刺激を避けたい人 |
このように
振動方式によって
清掃力や使い心地が変わるため
価格にも差が出ます

⒊高価格帯に多い“便利機能”とは?
電動歯ブラシは
高額なものだと5万以上するものもあります
価格が上がるほど
次のような便利機能が充実しています
| 圧力センサー | 力の入れすぎを防止できる |
| 自動タイマー | 磨く時間を一定にできる |
| アプリ連動 | 歯磨きの習慣化をサポート |
| モード切り替え | 舌・ステイン・歯ぐきケアモードなど |
| バッテリー | バッテリーのもちがいい |
高価格モデルになる程
機能は充実していますが
コスパは低くなりやすいです
必要な機能を見極めて
購入するようにしてください
⒋歯科衛生士がすすめる選び方のポイント
最初にもご説明した通り
価格よりも大切なのは
あなたの口に合っているかどうか?
ここが1番重要です
衛生士である私が
自分ならこれを選ぶと思うものを
タイプ別に解説していきます!
★歯周病が気になる方

音波式がオススメです
清掃力が安定しやすい
歯間ブラシは必ず併用すること
★時短で磨きたい

高速回転式がオススメです
音波式は時間がかかる傾向にあります
★歯磨きが苦手

ヘッドが薄めでコンパクトなものがオススメ
動かしやすさを重視しましょう
子どもさんに限らず
苦手な方は積極的に使ってみてください
★振動が苦手

超音波式がオススメ
電動しか使ったことがなければ
音波式をまず試してみるのも◯
★初めての購入
中価格帯の音波式がオススメです
理由は、1番合う人が多いからです
★矯正中

ポイント替えブラシがある機種がオススメです
複雑な形状を磨くには
細かいところまで届く機種が必須
歯間ブラシも必ず併用しましょう
電動ブラシの大きなデメリットは
「力を入れすぎてしまう」
「細かいところが磨きにくい」
これらをカバーできるように
工夫することによって
電動歯ブラシの力が発揮されます!
⒌まとめ:価格より“使いやすさ”がいちばん大切
電動歯ブラシの値段は
振動方式・機能・センサー
さらにブランドによって大きく変わります
どんなに高価で良いものでも
「合わない」
「続かない」
こういったものでは意味がありません
あなたの口や習慣に合ったものを選んで
毎日しっかり磨けることが
むし歯・歯周病予防になることを
知っておいてください
気になることがあれば
ぜひお気軽にご相談くださいね♪

以上です
てらむら歯科では
定期的な検診・クリーニングをお勧めしております
歯の健康=全身の健康です
