フロスで歯を健康に保つ方法
前回は
歯間ブラシについて
ブログでご紹介しました♪
本日は
フロスについてご紹介していきます!
皆さん
普段の歯と歯のお掃除は
何を使っていらっしゃるでしょうか?
「歯間ブラシだよ」という方もいれば
「フロスを使ってるんです」
という方も多いのではないでしょうか?
「どちらも使っています!」という方は
もしかしたら少ないかもしれません
どちらも使っている方は
超・デンタルIQが高い方と思います
実は、歯間ブラシとフロス
効果や目的が違う道具なのです
歯間ブラシは
歯茎の炎症を抑えるもの
フロスは
歯と歯の虫歯を予防するもの
両方使ったほうが良いということを
覚えていて欲しいと思います♪
そのフロスについて
詳しく解説していきます!
目次
1.フロスの効果
2.フロスの種類
3.フロスの使い方
4.フロスの選び方
5.まとめ
1.フロスの効果
フロスは、
歯と歯の間が触れている所から周辺の汚れを除去するものです
先ほど説明したように
虫歯の予防効果が高い道具になります
★歯周病予防に強い、歯間ブラシについては
前回のブログを見てくださいね♪
歯ブラシだけでは届きにくい部分を
フロスを使ってしっかりとケアすることで、
細菌を減らすことが出来ます
虫歯の90%が歯間から発生すると言われています
フロスを使うことで
歯間の歯垢除去率を80%以上に向上させることができるのです
フロスが虫歯予防に必須の道具であるという事が、お分かりいただけたと思います
2.フロスの種類
フロスには大きく2つのタイプがあります
○糸巻きタイプ : 自由に長さを調整でき、清潔に使用できる
○持ち手付きタイプ : 初心者向けで使いやすい、子供でも使える
糸巻きタイプは
コストパフォーマンスがとても良いです
さらに使い捨てなので清潔な糸で清掃できるのも利点です
デメリットは、使い方がやや難しい所です
慣れるのに少し時間がかかるケースもあります
手持ち付きタイプは
使いやすく、持ち運びしやすいことが特徴です
小さいお子様でも使いやすいです
デメリットはコストパフォーマンスが悪いこと
糸がひっかかった時にカットが必要な点です
3,フロスの使い方
糸巻きタイプ
1. 約40cmの長さにカットし、中指に2〜3回巻きつけます
2. 親指と人差し指でフロスをつまみ、ピンと張った状態で使用します
3. 歯間部を通過したら、歯に沿わせながら上下と前後方向に擦ります
4.使用後は捨てます
【場所別の持ち方】
(左上:上の前歯 右下:下の前歯)
(左上:上の奥歯 右下:下の奥歯)
手持ち付きタイプ
1.ノコギリをスライドさせるように歯間に入れます
2. 歯と歯に沿わせるように糸をしならせ、上下に擦ります
3.外す時は、スライドさせながら引き上げます
4.使用後は水で洗って、歯ブラシと同様に乾かして保管します
4.フロスの選び方
フロスには
いくつか種類がありますので、ご紹介します
糸巻きタイプ
ワックスタイプ:滑りが良く使用感が良い、汚れのかき取り力は低め
ノンワックスタイプ:歯垢除去力は高い、摩擦が強いため使用に慣れが必要
ワックス | ノンワックス | |
歯垢除去 | ◎ | ○ |
やわらかさ | ◎ | ○ |
入れやすさ | ○ | ◎ |
耐久力 | ○ | ◎ |
手持ち付きタイプ
Y字タイプ:奥歯の清掃に向いています
前歯にも使用できますので、大人の方はこちらがオススメです
C字タイプ:前歯の清掃に向いています
前歯が生え始めたお子様にはコンパクトで使いやすいです
(左上:Y字タイプ 右下:C字タイプ)
それぞれの特徴を理解して
ご自身にあったものを選ぶようにしてくださいね♪
5.まとめ
デンタルフロスを正しく使用することで、細菌が減り
虫歯予防や口臭の改善にもつながります
口臭は主に磨き残しによる菌が原因となるため、定期的なフロス使用が推奨されます
毎日の習慣として取り入れることで、口内環境を清潔に保ちましょう!
今回は、以上です
てらむら歯科では
定期的な検診・クリーニングをお勧めしております
歯の健康=全身の健康です