大阪府箕面市の歯科医院 てらむら歯科

患者さんの顔貌、骨格、呼吸などを踏まえ、長期的に安定する治療をお約束いたします。

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子どもの仕上げ磨きについて

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歯科衛生士の西野です

歯みがきを嫌がる
汚れが取れてるか分からない!
歯みがき粉、歯ブラシは何を使うの?…etc

お子さんの歯みがきって
たくさん疑問が出てきますよね

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私も2児の母として
疑問や悩みにぶつかってきたので
とてもよく分かります!

お子さんは
それぞれ個性があって、悩みもいろいろです

今回は、現役ママ衛生士として
仕上げ磨きについて徹底解説していきます☆




目次
⒈仕上げ磨きいつまでする?
⒉仕上げ磨きの正しいやり方
⒊仕上げ磨きのコツ、注意点
⒋まとめ

 

⒈仕上げ磨きいつまでする?

仕上げ磨きといえば
圧倒的に多いのが、この疑問です

厚生労働省では、
歯磨きの有効性を論文をもとに提示しています

 

「子どもの仕上げ磨きは、歯が生え始めたときから、永久歯が生えそろうまで続けるのが理想です。
 永久歯が生えそろう10~12歳ごろまで、または小学校を卒業するくらいまで行うのがよいでしょう。 」

こう言われる理由は、

10歳から12歳にかけて
身の回りのことが出来るようになってくる一方で

乳歯から永久歯へ生え変わりは12歳ごろまで続き

その間、歯並びが変化することで、歯みがきが難しくなるためです

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大人の歯ブラシより
難易度が上がってくる子もいますので
仕上げ磨きでフォローしていく必要があるのです

また、10歳から12歳は
虫歯のリスクがぐんと上がる時期でもあります

その理由は、
子どもの成長が根本にあります

小学校高学年ごろになると
自立が芽生えて、自分のことは自分で決めるようになり

お菓子も自分で買って食べたり
友達と過ごす時間も増えてきます

親の管理から離れてしまう…
子供の親ばなれが始まる時期なんですね(涙)

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でも、口の中はまだまだ子ども

生えたばかりの歯は『幼若永久歯』と呼ばれ

私たち大人の歯のように
エナメル質が固くなるには、4年かかると言われています
(12歳臼歯が生えてから、なんと16歳まで!)

そのため、虫歯になると進行が速く
歯の寿命を大きく縮めてしまうのです

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それなら、どうやって虫歯を防げばいいの?
と思われると思います

私の考えは

・虫歯ってどうやってできるのか?
・どうしたら予防できるのか?

小さい頃から
一緒に考えていくことが大切だと思っています

保護者さんが自分の口と向き合っていると
お子さんは耳を傾けてくれやすいです

反抗期などで
話をしてもスルーしちゃう子は

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虫歯=おやつ禁止される、歯みがきしなさい!と怒られるなど
負の感情がセットになっている可能性大


「おやつ食べたら虫歯になるよ!」

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実はこれ、NGワードなんですね…
(我が家もよく言いがちです)


「歯みがき粉使ったら、虫歯になりにくいよ」
「定期検診に行ってる子は、虫歯少ないんだって!」
「お母さんは、虫歯なくて今とっても楽なんだよ♪」


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など、虫歯予防の良いことや
保護者さんの実体験を伝えてあげてください

禁止以外の方法で考える力をつけるのが大切
と思っています

とはいえ、いざやってみようと思っても
家事育児や仕事に追われる中

下のお子さんがいたりすると
上のお子さんはフリーにしがちですよね
(我が家がまさしくそうです…)

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忙しい中で
嫌がる子どもに仕上げ磨きをする…

そんな大変なこと、なかなか続きません
(経験者として、よく分かります・汗)

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こういうお子様には
まず磨く前のアプローチが大切です

・子どもに歯の変化を聞く(グラグラしてる?抜けたかな?)
・今はここが虫歯になりやすいと伝える
・今必要な所だけチェックする
・親が歯間ブラシ、フロスを使用する

これらは保護者さんにも知識が必要で
今すぐに実践するのは、難しいかもしれません

そんな時こそ
歯科医院の力を頼ってほしいです!!

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「私たちに、お任せあれ☆」

このブログを見たり
定期検診で歯科衛生士と話しながら
少しずつ知識をつけると良いと思います

定期検診に来られても
小学校高学年になると1人で完結しがちですが

当院では、最後には保護者の方にも
できる限り、治療内容や今の状況をお話させてもらっています

本人の意識が変われば
仕上げ磨きの必要性も自然と伝わると思いますよ♪

⒉仕上げ磨きの正しいやり方

では、次に実践編です

仕上げ磨きはやらないといけない!
と思ってる保護者さんは多いのですが

正しい方法を知っている方は少ないです

実際に来られた患者様からも
え、そうやってやるんですか!?知りませんでした!
と言うお声をよく頂きます

知っていると言う方も
ぜひ、仕上げ磨きの方法をチェックしてみてください

仕上げ磨きは、
まずお子さんが歯みがき粉を使って、自分で磨いてもらいます

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その後、保護者さんがひざに寝かせます
これを寝かせ磨きと言います

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向かい合わせで磨いている方が多いですが
それだと、上の歯はほとんど見えません

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また、喉をつくなど
ケガの原因になるのでやめましょう

ポジション取れたら
歯ブラシが届きにくいところを中心にチェックします


【学年別 チェックポイント】
 

時期 チェック部位   理由 ポイント  
未就学児

前歯の歯間  
奥歯の歯間

顎が急激に発達する時期
年少までは前歯が詰まっているが、顎が大きくなると 奥歯が詰まり始めるようになる

フロスを
使用する
小学校低学年   6才臼歯 生え替わりのない永久歯のため
本人が気づかずに磨き残しやすい
フッ素を
使用する
小学校中学年    前歯と内側 歯列に変化がない時期
歯ブラシになれるため、適当になりやすい
内側を練習開始する時期
鏡の前で
歯磨き
小学校高学年 生え替わりの歯   
12才臼歯
いっきに乳歯が抜け始め、歯列が大きく変化する
12才臼歯は生え替わりのない永久歯
磨き残しに注意
フッ素を
使用する

※成長スピードには個性があるため、年齢は平均的な参考になります

時期によって気をつけるポイントは違うので
表にてチェックしてみてください☆

また、虫歯になりやすいお子さんや矯正しているお子さんは
念入りに保護者さんのチェックをしてあげてください


⒊仕上げ磨きのコツ、注意点
 

次に、仕上げ磨きのコツをお伝えします

小さい頃は
歯みがきってなぜするのか?どんなものか?
分かりませんよね

小さい頃は磨けていることより
歯ブラシに慣れる、歯磨きの習慣をつけること
これらを優先してください

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「歯みがきって、おいしくて好き♪」

本人には歯ブラシの質より
好きな歯ブラシを持たせてあげて
楽しい時間にしてあげてください

そして


「シャカシャカ音をならせてみよう!」
「カバさんのお口できたね、えらいね!」


少しのことでも
たくさん褒めてあげてください


歯ブラシをやってるだけでえらい!

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「私たちも、エライ!」

歯ブラシはすぐに出来なくても
定期検診を受けるだけでも、早期発見ができます

長い目で見たときに
歯を守っていく方法を習得することが一番大切なのです

目的は
「歯磨きをすること」ではなく
「歯を守れるように知識をつけよう」

と意識するようにしてみてください

仕上げ磨きの注意点

小さいお子さんの
仕上げ磨きの注意点がいくつかあります

まず1つ目は

上脣小帯に歯ブラシを当てないことです

上の前歯の上部には
上唇小帯と言う筋があります

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小さい頃は
この筋が太く、歯の近くにあるので
普通に磨くと歯ブラシに当たってしまいます

ここに歯ブラシが当たると、とっても痛いんです
(大人でも痛い・涙)


上唇小帯を
ひと差し指で優しく押さえ
歯ブラシが当たらないようにしてあげてください

また、歯ブラシが乗り越えないように
中心を避けて磨くのもポイントです

2つ目は、

奥歯を1番最初に磨くこと

唾が溜まると
ベロが前に出てきて磨けなくなるので
奥歯は1番最初に磨きましょう!

小さい頃は
ベロを自分でコントロールできません

ベロで見えないよ!
と怒らずにやってあげてくださいね♪

3つ目は、

歯みがきが苦手な子はスモールステップにする

磨く時に歯磨きのお歌を歌ったり…
好きなフッ素ジェルを使ったり…

全部試したけど
どうしても泣いて出来ない!と言う時は
無理にしなくても大丈夫です

大きくなってくると
「なぜ嫌だったのか?」
少し分かってくるようになります

味なのか?口に入れると気持ち悪いのか?
他のことが気になるのか?

それが分かれば対処ができますので
気長に付き合ってあげてください

磨けないと心配…
と思われる方がいると思いますが

小さい頃の虫歯は
食生活が原因になっていることが多いです

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食生活7割、歯ブラシ3割でも
問題ない子がほとんどです

それでも虫歯ができてしまい、困っている場合は
歯科医院にて相談にいらしてください


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⒋まとめ

いかがだったでしょうか?

仕上げ磨きと言っても奥が深いもので
意外と知らない知識が、たくさんあったと思います!

それでも解決できないことは
ぜひ、お気軽に歯科衛生士に聞いてみてください☆



以上です

てらむら歯科では
定期的な検診・クリーニングをお勧めしております
歯の健康=全身の健康です
2025年03月03日 09:30

てらむら歯科

所在地
〒562-0046 大阪府箕面市桜ケ丘2-4-20
電話番号
072-720-7887
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