子どもの歯並びが悪くなる本当の理由とは?今すぐできる改善法

歯科衛生士の西野です
お子さんの
歯並びがガタガタしている
前歯が出てきている…etc
このような症状でお悩みではないですか?
実は、これらの原因は
お口ポカンかもしれません!
え?歯が原因じゃないの!?

と思われる方が多いと思います
実は、歯がキレイに並ぶかどうかは
顎の大きさで決まります
顎の大きさが小さいと
歯の並ぶスペースが足りなくなり
歯並びが悪くなります

顎の大きさが決まる要素は
お口周りの筋肉なのですね
そしてその筋肉の衰えは、
口呼吸から起こることが非常に多いです

根本原因は口の筋肉という訳なんです
口呼吸だけでなく
幼い頃からのお水の飲み方、姿勢からも
影響してくるものなのです
そして近年は、
若い方ほど矯正が必要の方が多いです
顎が成長している時なら
矯正以外にもやれることはあります♪
ぜひ、チェックしてみてください!

目次
⒈歯並びが決まるメカニズム
⒉歯並びの種類
⒊歯並びを改善する方法
⒋まとめ
⒈歯並びが決まるメカニズム
歯ならびが決まるメカニズムはズバリ!舌と頬の力のバランスです
舌が上顎につき、内側から押される
頬が外側から押される
この力の関係で
顎の大きさが決まってくるのです
現代は
食べ物が柔らかく、会話も減少傾向です

舌を使わない生活が浸透しつつある中で
さらに
花粉症などのアレルギーが増加し
口呼吸が増えています

舌が上がらないことにより
顎が育たない子がとても多いのです
また、他には
歯ならびが悪くなる原因として
遺伝や生活習慣、癖などが考えられています
遺伝では、
顎や歯の大きさが遺伝することもあります
生活習慣では、
指しゃぶり、爪噛み、口呼吸、早食い、歯ぎしり、姿勢が悪い
舌癖などがあります
舌癖とは
舌の動きに関する癖のことです
舌で歯を押す、歯と歯の間に舌を挟む
飲み込む時に舌が前に出てくる
これらが
舌癖の代表的なものです
この癖があることによって
歯並びに悪影響を及ぼします
また姿勢が悪いと口が開きやすくなり
口呼吸へとつながります
⒉歯並びの種類
歯並びにはさまざまなタイプがあり、
特徴に応じて治療が必要か判断されます
以下は、代表的な歯並びの種類です
正常咬合
上下の歯が、キレイに噛み合っている理想の歯並び
特徴:噛む力がバランスよく伝わる、見た目もキレイ
叢生(乱杭歯)
歯が重なり合ったり、ねじれている歯並び
原因:遺伝・口呼吸・永久歯の位置が悪い
特徴:歯磨きが難しく、虫歯・歯周病になりやすい
上顎前突(出っ歯)
上の前歯が、前に突き出ている歯並び
原因:遺伝・指しゃぶり・口呼吸など
特徴:前歯が使えないので、奥歯に負担がかかる
下顎前突(受け口)
下の前歯が、上の前歯よりも前に出ている歯並び
原因:遺伝・舌癖,上あごの成長不足など
特徴:発音の支障がでる、奥歯に負担がかかりやすい
開咬
前歯が噛み合わず、隙間ができる歯並び
原因:指しゃぶり、舌癖、口呼吸など
特徴:食べ物が噛みにくい、発音に影響が出る、奥歯に負担がかかる
これらに当てはまる方は
一度、歯科医院にて相談することをオススメします
⒊歯並びを改善する方法
歯並びを良くするのって
結局、矯正するしかないんでしょ?
と思っている皆さん
ちょっと待ってください!!
確かに
小学校に入っているお子さんで
明らかにスペースが狭いとなると
矯正が有効になります
ですが
まだ未就学児のお子さんなら
まだやれることが残っていますよ!
「え!ホント?」
舌トレーニング
舌を上顎につけることで
上顎は外側に力がかかるようになります
毎日のことなので、効果は大きいです
上顎が成長する時期は
まだまだ伸びしろがあります!
小さい子ほど
少しの努力で大きな変化が見込めますので
諦めずに、まずは改善していきましょう♪
◉あいうべ体操
★あいうべ体操について↓
https://teramura-dental.com/blog_articles/1737003814.html
◉ポッピング
舌の先を上顎につけて、「カッ!」と音を立てます
下に力を入れて音を大きく出すのがポイントです
◉ガムトレーニング
ガムをかみ、丸く形を作って、上顎に引っ付けて伸ばす
舌をガムに引っ付けたまま、唾を飲み込みます
遊び感覚で始めらるので、オススメです
小学校に入ってから
矯正が必要だと診断されたお子さまは
以下の矯正が必要になってきます
一期矯正
子供の成長期には
歯を抜いてワイヤーで並べる矯正以外にも
予防的な矯正が可能です
一期矯正と呼ばれ
主に子どもの成長期(6歳〜12歳ごろ)に行う矯正治療です
顎の成長発達を利用し、
装置を使って顎のスペースを広げます
顎の大きさを調節することで
永久歯を並べる土台作りをします
一期矯正のメリットは
永久歯が生えてきたときに
歯並びや噛み合わせの問題を軽減できます
一期矯正をしても
永久歯が並ばないこともあり
大人になってからの矯正が必要な子もいますが
二期矯正の負担を軽減することができるので
当院でもオススメしています!
一期矯正の方法について
一期矯正では、
子どもの成長に合わせて適切な装置を使います
以下は、代表的な一期矯正の方法です
1. 取り外し式の装置
マウスピースやプレート型の装置を使い、
あごの成長を促進・抑制したり、歯の移動をサポートします
メリット | 取り外し可能で衛生的、食事や歯磨きがしやすい |
デメリット | 装着時間を守らないと効果が出にくい |
2. 固定式の装置
急速拡大装置を使い、歯の位置を調整します
使用できるのは上顎のみ、下顎は取り外し式を併用することも
メリット | 常時装着しているため、確実な力をかけられる |
デメリット | 装着の不快感、拡大中の痛みがある、歯みがきに注意が必要 |
⒊機能的装置
口周囲の筋肉の働きを整える装置で、
主に就寝時に装着します
メリット | 成長期のあごの発達を効果的にサポートできる |
デメリット | 装着時間や正しい使用ができないと、効果を得られない |
一期矯正の期間や費用について
治療期間は
通常1年半から3年程度になることが多いです
個々の成長や歯並びの状態により
期間は大きく異なります
費用は、
装置の種類や医院によって異なります
まずはご相談ください
⒋まとめ
いかがだったでしょうか?
歯並びが悪くなるメカニズム
意外と知らない方が多いです
早く知っていれば
やれることも増えてきますので
ぜひ、知識をつけて予防していきましょう!
以上です
てらむら歯科では
定期的な検診・クリーニングをお勧めしております
歯の健康=全身の健康です