歯の欠損から始まる病気のドミノ(命の質と量を守るためのインプラント治療)①
バランスよく食べることは、健康の源です。
1日30種類の食物を食べよう。様々な食品をなんでも食べるには20本以上の歯が必要で、14本以上失うと軟らかい食べ物中心の食事になります。
よく咬めない人は糖質主体の食事になります。
高齢者の食事
高齢者は咬めないことによる低栄養、炭水化物主体の食事による生活習慣病、栄養素不足による感染症や骨粗鬆症になる方が見られます。
その一つの指標が血液中のアルブミン(正常4〜5g/dl, A/G比1.0〜2.0)です。
アルブミンは栄養状態のものさしであり同時に老化のものさしでもあります。
多様性に富む食生活をしている高齢者は要介護のリスクが低くなることがわかっています。
老化を遅らせる食生活で重要なことは動物性タンパク質を適度に摂取する
肉と魚の食べる割合を1:1,多様性に富むバランスの良い食事を心がける。
転ばないためには歯が大事
65歳以上の要介護原因、第1位は脳血管障害、2位衰弱、3位に転倒、骨折、4位認知症となっています。
歯の欠損が多くなると咬み合わせがなくなり平衡感覚保持が取りにくくなり転倒、骨折のリスクが上がります。
高齢者の健康長寿を延伸させるために
①誤嚥性肺炎予防
②しっかりした咬み合わせによる転倒、骨折予防
③外出による閉じこもり予防
しっかり歩けて転倒による骨折リスクを下げること重要です。
そのためにも歯が大事。
歯を抜いて欠損があっても自分の歯と同じように噛めるようにすることが重要になります。
てらむら歯科では患者さんの負担の少ない最小限の外科手術、できるだけ短期間で安全なインプラント治療を心掛けています。
院長 寺村 薫
2022年02月12日 16:53