大阪府箕面市の歯科医院 てらむら歯科

患者さんの顔貌、骨格、呼吸などを踏まえ、長期的に安定する治療をお約束いたします。

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なぜ歯科医院は予約制なの?

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それは、患者さんのためのシステムだからです。
患者さんを長時間待たせて患者さんの時間を無駄にしているのはもちろん、診療前後に私も衛生士も治療計画を考えていい治療しようと考えていても治療が計画通りに進めにくいということがあります。ですので予約制をとり入れています。

歯医者は治療回数もかかって嫌だと思う人も多いと思います。
麻酔してむし歯削って丁寧に詰めるだけでも約30分近くかかります。ひとり30分で診察すると1日約16人前後しか患者さん見れません。
歯科医師は私一人と歯科衛生士診れる患者さんの数は決まっています。
ですから患者さんにも診療の予約を大切にしていただきたいと思っています。
(予約して診療に来られないのはデートの約束して、彼女にすっぽかされたような気分です。)この患者さんは本当に治療したいのだろうかと考えてしまいます。

人間なのでたまに忘れることもありますが、キャンセルが続くと診療所にも大きなダメージになります。
私たちスタッフも出来るだけ時間を守るよう努力していますが(医療行為なので予期せぬ出来事もあります)、患者さんも予約守ることがよい治療を受けるため必要な事と理解していただきたいのです。

とは言っても患者さんも生活があり忙しいことや、天気の悪い日には来院できない患者さんのことも理解していますので少し頭の片隅にでも入れておいていただけたら幸いです。

てらむら歯科では患者さんの生活や抱えておられる課題や問題を考慮し衛生士と協力して治療を進めてまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。

院長 寺村 薫
 
2021年11月13日 16:46

歯周病ってどんな病気?②

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今回は歯周病と全身疾患についてお話しします。

食べられる歯と口を健康に保つことの重要性

高齢化が進み人生100年時代が現実味を帯びてきました。いかに周りの方にお世話にならないよう健康寿命を伸ばすかが課題になっています。
介護につながる虚弱化は口の衰えとの関係があるということがわかってきました。


歯を失って初めて歯の大切さがわかる

55歳から74歳の男女1000人対象にgooリサーチとプレジデント社編集部との調査で健康で後悔していることの第1位はなんと
若い頃から歯の健診を受けておくべきだった でした。
皆さんも食べることが大好きだと思います。歳を重ねて食べたいものが食べれないのはほんとイヤですね。

では50歳から急増する歯の喪失を防ぐにはどうすればいいでしょうか?
これは若いうちから細やかな歯ブラシと歯医者さんでの定期的なクリーニング、それとご自身が健康習慣を考えるということが大事になってくると思います。


歯周病がなぜ全身の健康に影響するの?

①歯周病菌が血液を介して全身に広がる。歯ぐきからの出血がある状態では血管を通って心臓や脳など全身に運ばれ血管や様々な身体の機能に影響します。
②歯周病菌が出す毒素の刺激に反応して炎症性物質(サイトカイン)が放出され血管内から全身に広がり炎症をひき起こす。
③口腔内で増殖した歯周病菌を飲み込み続けることで腸内細菌のバランスが乱れる。以上のことが考えられています。


どんな病気との関連があるの?
①アルツハイマー型認知症(歯周病菌とそれによる炎症物質がアルツハイマー型認知症を悪化させる可能性があります)
②心血管疾患 動脈硬化を誘発、悪化させる
③非アルコール性脂肪性肝炎
④関節リウマチ 
⑤誤嚥性肺炎
⑥糖尿病(糖尿病が歯周病を悪化させる一方で悪化した歯周病が糖尿病に影響する)
⑦肥満(肥満の人は歯周病になりやすい)
⑧早産、低体重児出産
こんなに関係があるのです。

口のケアの重要性に気づいた方は自主的に来院されます。歯を失って後悔される前に是非行動を。

てらむら歯科では患者さんの生活や抱えておられる課題や問題を考慮し衛生士と協力し、一人一人にあったケアを提供してまいります。

院長 寺村 薫

 
2021年10月03日 16:32

歯周病ってどんな病気?①

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歯周病とは?

口腔内の歯周病菌により引き起こされる炎症性疾患です。歯と歯肉の境目(歯周ポケット)に炎症が起こると潰瘍(こけてすりむいたような状態)が形成されます。
歯周病菌はこの潰瘍面から出る血の鉄分とタンパク質を栄養にして活発に活動し、歯周病が進行していきます。私や衛生士はこの歯肉から出る出血をいつも見ています。


歯周病の治療はどうするの?

歯周病の治療は細菌に供給される栄養を断つことです。衛生士が行うクリーニングやレーザー治療により歯周病菌の細菌量が減れば、潰瘍面が修復し出血が止まれば本来の人間の治癒力で改善します。ただし完全に治ることはなく油断するとまた再発するのが歯周病です。

中程度から重度歯周病では患者さんと歯医者さんで1から4ヶ月ごとにクリーニングして細菌除去を行う。患者さんは歯間ブラシ、フロス、タフトブラシを使用し歯垢ができるだけ残らないようそしてブラッシング時に血が出なくなるように努力してください。繰り返しますが、血は細菌の栄養素になります。

軽度なら歯医者さんでのクリーニングは6ヶ月に1度で大丈夫です。


てらむら歯科では衛生士とともに最新の情報を理解し、患者さんの生活習慣や社会的背景を考え生涯に渡って皆さんの口腔内を守る予防歯科医療を実践して行きます。

院長 寺村 薫

 
2021年09月26日 10:19

かむ、咬む、Kamu

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しっかり咬む
最近は顎の発達が悪く、ガタガタの歯ならびの子どもが増えています。硬いものを食べない食習慣が顎の関節の機能低下や咬む筋力の低下を引き起こしています。
これは大人にも当てはまります。
歯を抜いたまま放置したり、抜いたところに入れ歯入れなかったり 知らず知らずのうちに体は衰えて行くことになります。

ひみこのはがいーぜという標語
聞いたことありますでしょうか?咬むことの効用を表す標語です。

 ひまん防止 よく咬むこと(食べ物の形がなくなるドロドロになるまで咬んで飲み込む)咬むことで少ない量でも満腹感が得られます。
 私も早食いなのでできるでけ咬むように心掛けています。ダイエットしたい人は今までの倍以上(一口30回)咬むようにすれば効果あると思います。

 味覚の発達 よく咬むことで唾液が多く分泌され食べ物の味がよくわかります。患者さんでも良く咬めないと食べ物が全然おいしくないと訴えられます。


 言葉がはっきり 咬むことにより顎の成長や咬む筋肉が鍛えられます。顎の発達は歯ならびにも影響します。咬み合わせが良ければ言葉もはっきりします。歯がなくなると発音がうまくできなくなってきます。

 脳の発達 よく咬むことで脳が活性化され記憶力や集中力がアップします。

 歯の病気の予防 咬むことで唾液が分泌されむし歯、歯周病の予防につながります。顎が発達すればキレイな歯ならびになり歯ブラシも当てやすくなります。

 がんの予防 唾液に含まれる酵素が発ガン物質を弱めます。

 胃腸が快調 食べ物をよく咬むと唾液が混ざり合って飲み込みやすくなり、胃腸で唾液の作用により消化吸収されやすくなります。咬めないと食べ物が、炭水化物に偏りバランスが崩れ下痢や便秘を引き起こします。

 全力投球 咬むという行為は運動能力や体の様々な機能の発達にも影響します。咬み合わせがいいとしっかり食いしばれるので力も発揮しやすく転倒や介護のリスクも軽減します。


丈夫な歯、体を作るということは将来的に病気になりにくく健康な体を作ります。皆さんも周りの方に介護等お世話になりたくないと考えていると思います。
歯の数が減ってくると医療費、介護費が増加するというデータが出ています。
日本では健康保険制度のおかげで誰でも平等に医療受けれますが、今後少子高齢化により負担増も考えらています。

今後のことを考えると健康で病気にならないのに越したことはありませんね
人生100年時代 歯を大事に実りある人生を!



院長 寺村 薫
2021年09月23日 11:32

私の健康観 歯医者が知って欲しい鼻うがいについて

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皆さん知ってましたか?
ご自身で左右の鼻の穴に人差し指でフタをして息をしてみてください。空気が多く出ている鼻の穴が今呼吸している鼻の穴です。この鼻の穴は3時間ごとに交代しています。
ご自身ではいつ変わったかはわかりません。鼻が詰まっている方は自動洗浄しています。

鼻は肺を守るため常にその能力を保つ必要があります。鼻は肺に新鮮でキレイな酸素を送り込まなければなりません。口呼吸では肺に負担がかかります。
このことからも鼻呼吸の重要なことがわかります。


どうして鼻うがいした方がいいの?

粘膜の異物(アレルゲン、花粉、ほこり、インフルエンザウィルス、コロナウイルス)を排除する自動洗浄機能が保てます!
異物やウイルスを吸い込んでも毎日鼻うがいすることでウイルスが細胞に取り込まれる前に洗い流せます。
怖い方は鼻の入り口をすすぐことから初めてください。
専用のサイナスリンスという洗浄液を使えば、痛みもなく子どもさんでもできます。

中耳炎、黄色い鼻水の多い人はお控えください。

詳しくはスタッフに聞いてください。


院長 寺村 薫
2021年09月22日 17:10

私の健康観 呼吸について(鼻呼吸の重要性)

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睡眠障害は人生の質を悪化させます
高齢になってくると口呼吸になりやすくなったり、若い人や子どもでも就寝中には全身の筋肉が緩まり体の代謝が下がるため口開いて寝たり、唾液の量が減少します。
さらに筋緊張が低下して舌がのどの奥へ落ち込むためいびきをかいたり息が止まったりします。
舌のトレーニングして舌を鍛える必要があります。


寝ているときに口呼吸になると
口がカラカラになる、いびきかく、むし歯、歯周病の悪化、口臭がする、息が止まったりすることで血圧が上がるなど色々あります。

ではどうしたらいいの?
それらを改善するのが口テープになります。口テープは寝てる時の鼻呼吸を促し口に中の状態を改善します。
口の中で細菌が繁殖すると誤嚥性肺炎になりやすくなったりコロナやインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。

口テープの効果
いびき無呼吸が減ります。口がカラカラにならない。アレルギー、アトピー症状が改善する(喘息発作起こしにくく)。血圧下がる。かぜひきにくくなる。お肌の調子が良くなる。夜間の尿が減る。寝坊しにくくなる。そしてむし歯、歯周病にも効果あります。

お薬ではないので副作用がないので簡単に誰でもできます。
私たちは人生の1/3は寝ています。
より良い睡眠をとって健康な人生を送るために口テープ、寺村に騙されたと思って是非お試しください。


どんなテープがいいか?はり方などはスタッフにお尋ねください。

Shut your mouth and save your life
鼻で呼吸しなさい。口を閉じれば、命を永らえる。

院長 寺村 薫







 
2021年09月22日 14:14

院長の独り言 初めまして院長の寺村 薫です

明るい待合室3
本日から私の考えていることや皆さんに知っていただきたいことをご紹介してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

医院にはどんな人が働いているの?
まずは働いているスタッフを紹介致します。
歯科医師は昭和44年生まれの私一人。趣味はマラソン(走ること)、アイスホッケー(大学生から始めました)、美術館、建物廻りです。
マラソンはベストタイムは3時間42分になります。診療後に一人、もしくは当院のスタッフと5kmから10km走っていますので見かけましたら是非声をかけてください。
ランニングをすると体力もつくし頭の中も整理されスッキリします。
アイスホッケーは関西実業団でプレーしています。年間約15試合、診療後の21時過ぎから試合があります。やっているときは仕事のことも忘れ勝つためだけに集中します。
すごいストレス発散になります。

どんなスタッフがいるの?
診療所に入ってまず『こんにちは』と挨拶の声がします。この方は歯科助手。
チーフで受付の顔 蔵本さん、子育て奮闘中の廣納さん、2名です。
受付、会計、器具の滅菌や準備、衛生管理、患者さんと術者との架け橋となり皆さんをサポートしています。

歯肉の治療や歯のクリーニング、保健指導を担当するのは歯科衛生士。
ベテランでファンも多い戸塚さん、子育て奮闘中で熱い保健指導の西野さん、新人だがしっかり者の冨山さんの3名です。

当院に常時在籍はしていませんが、皆さんの被せ物を作製していただいています歯科技工士の三谷さん、(私と同年齢で開院の時からお世話になっていますのであうんの呼吸があります)
義歯製作担当の今川さん、前田さん。患者さんからは入れ歯が体の一部のようと大変評判です。

小規模の診療所だからできる細やかな対応でこれらのスタッフと連携し皆さんの期待に応えれるよう努力してまいります。

院長 寺村 薫

2021年09月21日 17:14

てらむら歯科

所在地
〒562-0046 大阪府箕面市桜ケ丘2-4-20
電話番号
072-720-7887
診察時間
【平日】9:30~12:30 14:30~19:00  【土曜日】9:30~12:30
休診日
土曜日午後・日曜日・祝日
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