大阪府箕面市の歯科医院 てらむら歯科

患者さんの顔貌、骨格、呼吸などを踏まえ、長期的に安定する治療をお約束いたします。

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あなたの口臭 口呼吸が原因かも

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口臭の原因は炎症

口臭は口の中の炎症が原因です。口の中に悪玉菌が増殖することにより悪臭が発生します。
悪玉菌は傷ついた歯茎から侵入し体のあちこちで炎症を起こします。

どうして炎症が起こるのでしょうか?

実は口呼吸していると歯の表面が乾燥し歯垢や歯石がつきやすくなります。
 

ここに悪玉菌が住み着いてしまいます。

いつも口が開いていたり鼻が詰まって口が閉じれないと虫歯や歯周病、歯並びが悪くなったりする以外に全身に悪影響を及ぼします。


口は絶えず唾液で潤っているのが大事

唾液には抗菌物質が含まれていて口の中を絶えず清潔に保っています。
口の中だけで済めばいいですが、巡り巡って関節、腎臓、皮膚にまで影響が出ることもあります。

虫歯ができやすい口呼吸は腎臓病や皮膚病(湿疹やアトピー)にもなりやすい体をつくります。

鼻で呼吸することで健全な口腔を作ることは全身の健康を守ることにつながります。


院長 寺村 薫


 

 

2023年04月16日 17:36

態癖って知っていますか?

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日常の生活習慣の中で、無意識に行う癖が長期間起こると歯が移動し、顔やさらには全身にまで影響します。
この悪影響を起こす習慣を態癖と言います。

みなさんご存知なのは、指しゃぶり。指しゃぶりが続くと上の歯が出っ歯になりますよね。
下唇をかむ癖も上の歯が出っ歯になりますね。

また頬づえをついたり、うつ伏せ寝をしていると奥の歯並びが内側に倒れて口の中が狭く歯並びが悪くなります。
また顎が左右にずれたり、下顎が後ろに後退したり様々な悪影響を起こします。

顎が歪むとバランスをとるように姿勢が悪くなります。

特に注意が必要なのは成長期の子どもたちです

姿勢の歪みは将来様々な全身症状を起こしたりする可能性があります

てらむら歯科では幼少期から定期的に診せていただくことでこのような態癖を指摘、予防することで関わりのある患者さんの健やかな成長を
お手伝いさせていただきたいと思っております。どうぞよろしくお願い致します。

院長 寺村 薫
 



 

2023年01月22日 19:16

ろうそくを吹き消せない子ども?!

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口腔機能発達不全って知っていますか?

固形物をうまくかめない、うまく飲み込めない、柔らかいものしか食べない、食事に時間がすごくかかるこんな子どもが増えています。

アレルギー性鼻炎などの子どもの中にはろうそくが吹き消せない子どもがいます。最近の研究では子どもの口を使う機会が減少していることが関係していると考えられています。
かむ、飲む、しゃぶるがうまくできないと上顎に未発達を招き、鼻腔容積の減少をひき起こします。
 

子どもの顎、顔の成長はその子どものその後を左右する

この時期に口呼吸があるとその後の人生において睡眠時無呼吸症などの問題をひき起こします。鼻呼吸ができないと歯並びが悪くなったり、かぜをひきやすかったり、鼻炎アレルギー症状が出やすくなります。

唇を動かすことによってお口の周りの筋肉を鍛える必要があります。

例えば風船を膨らます、口笛を吹く、ストローでブクブクするなどの遊びなどは効果があると思います。

ベロやお口の機能向上、咀嚼能力の向上には小魚やかみごたえのある食べ物を食べるようにしたり、あいうべ体操(あーいーうーと大きく口を動かし、ベーとベロを前に突き出す運動)が効果があります。

現代の子どもを取り巻く環境はコロナの影響もありマスク生活や室内でゲームやスマホで遊ぶことが多いとか昔とは大きく変化しています。

保護者の方もどのように遊ばせればいいかや食育に悩まれることがあると思います。

てらむら歯科では単にむし歯や歯肉炎(歯ぐきの病気)だけでなくその背景にある呼吸や食生活までサポートさせていただきますのでお気軽に院長、スタッフまでお問い合わせください。

院長 寺村 薫
2023年01月11日 21:28

歯の数が少なくなると認知症リスクが高くなる!?

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奥歯を失うとかみ合わせが安定せず咀嚼力も衰えるため、脳への刺激が減って脳細胞が減少します。
さらに転倒しやすくなったりかめる食材が限られるため必要な栄養素が取れず低栄養になってしまうことがあります。

さらに歯がなくなると社会的な交流が減少し、うつになったり孤独が認知症に繋がるとも報告されています。
歯がほとんどなくても入れ歯を使用しているグループは歯が20本残っているグループと比べて認知症リスクにほとんど差はありません。

つまり入れ歯の使用が大事になります

しっかりかむことで脳の血流がよくなり脳細胞が活性化され認知症予防につながります。

入れ歯の使用で認知症の危険性は減少しますが、もっと大事なことは自分の歯を残すことです。

ではどうすれば自分の歯を失わないようにことができるのでしょうか?

答えは予防歯科を啓発し患者さんをサポートしてくれるかかりつけ歯科と上手くお付き合いしていただくことだと思います。

歯医者さんが他の診療科と異なるのはむし歯や歯周病の予防のために定期的に受診するということです。

だからこそ人生を通して口腔健康管理、全身の健康を見守るかかりつけ歯科の存在が重要なのです。
 

あなたのかかりつけ歯科になりたい
院長 寺村 薫

 

2023年01月09日 15:03

口テープで睡眠の質改善

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寝てる時の口呼吸で気道は狭くなる

起きた時に喉がカラカラ、口がカピカピに乾燥する。こんなことはありませんか?患者さんからもよくそんな話を聞きます。
それは寝ている時に口が開いているのが原因です。
寝ている時に口が開いているとベロがノドの奥に落ち込んでイビキや睡眠時無呼吸症を引き起こします。

寝ている時も口閉じて寝るのが理想ですが、加齢による筋力の低下やうつ伏せ寝などにより口が開いてしまいます。

そこで口テープです

口をテープで止めるので起きた時の喉のヒリヒリや口の渇きが改善いたします。さらに気道を拡げるので睡眠の質が良くなります。

口テープで気道が狭くなるのも改善

マウステープで体にどんな変化が起こるのでしょうか?

マウステープを貼って気道がどのように変化するか調べた研究ではテープ貼った方が明らかに無呼吸が改善している結果が出ています。

私や、患者さんの感想も『朝までぐっすり寝れた』『夜間オッシコに行くため目が覚めなかった』『口の中の環境が良くなった』といいことばかりです。

最初は抵抗があるかもしれませんが、体験してもらうと良さが実感できると思います。

さああなたも口テープ初めてみませんか?

どのように貼ったらいいかやどんなテープを使ったらいいかわからない方は院長やスタッフにお気軽にお問い合わせくださいね。

院長 寺村 薫
 
2023年01月08日 15:48

歯の欠損から始まる病気のドミノ(命の質と量を守るためのインプラント治療)②

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認知症の予防にも歯が大事です
認知症は誰もがなりたくないし、家族にとっても大変ですよね。高齢化社会を迎え、ますます患者数も増加しています。東北大学の研究によると、残存歯の減少とともに脳も萎縮し、機能が低下することがわかっています。

楽しい会話をしながらなんでも美味しく食べれることは社会性の向上とともに認知症の予防に直結します。歯がなくなってもがっかりしないでください。インプラントや適合している義歯で咬めるようにすればいいのです。

患者さんの負担の少ないインプラント治療
今までインプラントは痛みや長期間かかるなどの患者さんの負担は大きかったですが、私の現在行っている治療は今までより負担の少ない治療でできるようになりました。
現在では手術前にシュミレーションすることで手術時間は短くなり腫れや痛みも最小限になりました。状況が許せば、抜歯して同時にインプラント、仮歯まで入れることも可能です。
治療中もできるだけ不自由にならないよう心掛けておりますが、一番は安全に治療進めることを大事にしています。

費用について
確かに初期投資は大きくなりますが、しっかり咬めて、違和感が少なく快適で食生活や審美性が改善され老化が遅らせるのであれば有効な自己投資だと思いますがどうでしょうか?


院長 寺村 薫

2022年02月20日 16:50

歯の欠損から始まる病気のドミノ(命の質と量を守るためのインプラント治療)①

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バランスよく食べるには歯が大事
バランスよく食べることは、健康の源です。
1日30種類の食物を食べよう。様々な食品をなんでも食べるには20本以上の歯が必要で、14本以上失うと軟らかい食べ物中心の食事になります。
よく咬めない人は糖質主体の食事になります。


高齢者の食事
高齢者は咬めないことによる低栄養、炭水化物主体の食事による生活習慣病、栄養素不足による感染症や骨粗鬆症になる方が見られます。
その一つの指標が血液中のアルブミン(正常4〜5g/dl, A/G比1.0〜2.0)です。
アルブミンは栄養状態のものさしであり同時に老化のものさしでもあります。
多様性に富む食生活をしている高齢者は要介護のリスクが低くなることがわかっています。

老化を遅らせる食生活で重要なことは動物性タンパク質を適度に摂取する
肉と魚の食べる割合を1:1,多様性に富むバランスの良い食事を心がける。


転ばないためには歯が大事
65歳以上の要介護原因、第1位は脳血管障害、2位衰弱、3位に転倒、骨折、4位認知症となっています。
歯の欠損が多くなると咬み合わせがなくなり平衡感覚保持が取りにくくなり転倒、骨折のリスクが上がります。

高齢者の健康長寿を延伸させるために
①誤嚥性肺炎予防
②しっかりした咬み合わせによる転倒、骨折予防
③外出による閉じこもり予防

しっかり歩けて転倒による骨折リスクを下げること重要です。
そのためにも歯が大事。


歯を抜いて欠損があっても自分の歯と同じように噛めるようにすることが重要になります。
てらむら歯科では患者さんの負担の少ない最小限の外科手術、できるだけ短期間で安全なインプラント治療を心掛けています。


院長 寺村 薫


 
2022年02月12日 16:53

レモン

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てらむら歯科のシンボルであるレモンについて今日は書きます。
近頃、テレビCMなどでレモンを使ったお酒やお菓子、清涼飲料水の商品を頻繁に見かけます。現在あらゆるジャンルでレモン製品の売り上げが
伸びておりレモンブームが起きているようです。特にレモン味の缶チューハイが人気です。

国内で最も生産量の多いのは広島県。瀬戸内海沿岸は生育に適した冬季温暖、夏季は乾燥の気候で11月から12月にかけて収穫されます。
レモンには多くのビタミンCが含まれていてかぜ予防や美容効果、クエン酸も含まれているので疲労回復効果もあります。

私もレモン育てたことなかったのですが、朝の日課として水やり(かなりの水をあげないと夏は水枯れします)夏は診療後も水やり、2月には土壌改良の肥料やり。
青虫が葉っぱ食べたり、カミキリムシが葉っぱ食べたり、定期的な選定となかなか手が掛かります。
知らないと思いますが、レモンの花が春に咲くのですがすごくいい匂いがします。

患者さんとの会話でも今年はレモン多くなってるとか今年は少ないなあとかみなさんも楽しみにしてくれています。
移転してもうすぐ8年レモンの木も少しづつ大きくなりました。

てらむら歯科のシンボルとしてこれからも大切に育てていこうと思います。

毎日寒い日が続きます。温かいホットレモネード、レモンティー、ホットワイン(グリューワイン)にレモン浮かべて飲んでみてはいかがでしょう?
ビタミンCしっかりとって寒い冬乗り切りましょう。

ただしレモンはPHが低いので食べすぎたり飲みすぎるとと酸蝕症(歯が溶ける)になるのでご注意ください。


院長 寺村 薫


 




 

2022年02月06日 15:26

咬みしめ 今、あなたの上下の歯はくっついていますか?

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コロナ禍になり患者さんで顎の痛み、むし歯でないのに歯が痛いという方が多くなりました。


無意識に歯を接触させる癖は、顎の関節の痛みや歯の痛み、肩こりや頭痛、耳鳴り、めまいなどの全身の不調の原因になります。

しかしほとんどの方は自分が無意識に咬んでいることを自覚していません。


口を閉じていると上下の歯は当たっていると思うかもしれませんが通常は口を閉じていても上下の歯は接触しません。
患者さんで多いのは、パソコンでの仕事中、車や自転車の運転中、趣味で手芸や楽器の演奏中、勉強中の学生さん、家事の最中など
上下の歯がずっと接触しています。
咬みしめの影響は口の中だけでなく表情筋に力が入りシワができやすくなり美容の点からも要注意です。

では咬みしめの克服法をお教えしましょう!
①歯を軽く接触させ、数秒後に離します。頬の動きに注意して、歯が当たると筋肉が働き、離すと筋肉が緩むことを確認しましょう。
②日常生活の目につくところにふせんなどを貼りそこに咬まないなど脱力を思い出す言葉や絵を描きましょう。
a)脱力の方法は鼻から大きく息を吸い、上下の歯を接触させる、肩を持ち上げる。
b)口から一気に息を吐き出しましょう その時上下の歯を離して肩をストンと落とす。
繰り返していると歯が触れると自分でも気付くように。


気合を入れて何かに集中しようという時、口元だけ緊張せずにいることは難しいでしょう。
脳の緊張は口元を緊張させます。口の緊張を解くことは脳や全身のリラックスを誘うきっかけになります。

ストレスの多い現代社会では自分の体をうまくコントロールする仕組みを知って口元から始まるリラックス方法を実践していきましょう!

就寝時の咬みしめ、歯ぎしりはコントロールが難しいのでマウスピースの装着をオススメいたします。

当院で健康保険での作成が可能ですのでお困りの方はご相談ください。


治したいと思う患者さんには私の持っているベストを尽くすことをお約束いたします。
院長 寺村 薫

 
2022年01月30日 11:06

2022年年頭所感

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新年明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い致します。

当院は昨年4月1日スタッフ、患者さんのご支援をいただきまして開院20周年を迎えることできました。
心より感謝申し上げます。
31歳で開院し、今思えば未熟にも関わらずたくさんの患者さんから学ばせていただいた結果今があると思っています。
お口の健康がもたらす価値を地域社会の皆さんに広めること基本姿勢とし、治療はもとより有用な情報を提供し患者さんの健やかな生活の支援ができますよう
スタッフと一丸となり努めて参ります。

昨年嬉しいことがありました。当院の歯科助手のスタッフが4月から歯科衛生士学校に入学することになりました。
彼女は忍耐強いので学業と育児両立することが出来るでしょう。
兼ねてから歯科衛生士になってはどうかと勧めていたので医院の戦力としては一度退職することになるので残念なことですがスタッフの幸せを考えると
本当に嬉しく思います。
てらむら歯科で働けてよかったと思える環境づくりそしてお互いに欠かせない存在になることが私の目標です。
もちろんスタッフを育てるのは最重要課題です。


治したいと思う患者さんにはベストを尽くすことをお約束いたしますので
今年もてらむら歯科をどうぞよろしくお願い致します。


院長 寺村 薫
 
2022年01月01日 02:13

てらむら歯科

所在地
〒562-0046 大阪府箕面市桜ケ丘2-4-20
電話番号
072-720-7887
診察時間
【平日】9:30~12:30 14:30~19:00  【土曜日】9:30~12:30
休診日
土曜日午後・日曜日・祝日
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