食欲の秋に注意!間食・だらだら食べで虫歯になる理由

「食欲の秋」
秋は美味しい食材が
たくさん出てきますよね
涼しくなって食欲も湧き
秋限定のおやつもたくさん
ついつい
間食が増えてしまう方
多いのではないでしょうか?
間食の時にしがちな
「だらだら食べ」
実は、歯にとって大敵なんです
口の中が中性に戻らず
長時間酸性のままになり
むし歯のリスクが
ぐんと上がってしまいます!
今回は
秋に気をつける「食べ方の習慣」について
歯科衛生士の視点から解説します
皆さんの生活の
助けになれたら嬉しく思います
ぜひ、チェックしてみてください!

目次
⒈ 食欲の秋に虫歯が増える理由
⒉ 「だらだら食べ」が歯に与える影響
⒊ 間食を楽しみつつ歯を守るコツ
⒋ 秋におすすめのおやつと飲み物
⒌ まとめ:秋を楽しみながら歯を健康に
★「虫歯」について
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★「歯周病」について
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⒈食欲の秋にむし歯が増える理由
秋になると
気候も過ごしやすくなるため
お腹が減りやすくなりますよね
秋は旬のものが多く
おやつ売り場には
秋限定商品も多く並びます
イベントごとも多い季節で
人と雑談しながら
飲食をとる機会も増える季節
「ごはんだったら、むし歯にならないでしょ」
と思う方もいると思いますが
「むし歯」は
・食事や間食の回数が増える
・食事の時間が長くなる
これらが起こると
リスクが上がってしまうのです
たとえ、ごはんであっても
「だらだら食べ」は禁物
秋から冬にかけては
「むし歯のリスクが上がりやすい」
と言えるのです
⒉「だらだら食べ」が歯に与える影響
食事の目安時間は30分
1日3〜4回が目安となります
それ以上、長く多くなると
「だらだら食べ」になってしまい
むし歯のリスクが上がるのです
口の中が酸性になると
歯は溶け始めていきます
これを「脱灰(だっかい)」と言います
酸性になった口の中を
唾液の力を使って中性に戻し
ミネラルを歯に取り込みます
これを「再石灰化」と言います
だらだら食べをせずに
食事の時間にメリハリがあると
下の図のように
レッドゾーンの時間(脱灰)が短くなり
ブルーゾーンの時間(再石灰化)は長くなります
また、酸性のものを多く食べると
歯が溶けて黄ばんできます
これを「酸しょく症」と言います
酸しょく症になってしまうと
歯を再石灰化させることは
難しくなってしまいます
⒊間食を楽しみつつ歯を守るコツ
とはいえ
美味しいものを我慢する!
というのは極端ですよね
美味しく食べて、歯を守るために
きちんとルールを決めることが大切です
・食べる時間を決める、区切る
→3度の食事とおやつの時間を決めておく
・水分はお水、またはお茶にする
→おやつの時は、ノンシュガーのものを
・食後の歯磨き、またはうがい
→食べ終わったら、すぐ行う
この3つのルールを
工夫して生活に取り入れてみてください
⒋秋におすすめのおやつと飲み物
秋におすすめのおやつは
「さつまいも」です
腹持ちが良いうえに
ダイエットにもなります
小腹が満たされないものは
何度も口に運んでしまいがち
食べるのは要注意です
タンパク質をしっかり摂ることで
食欲コントロールができます
何度も食べてしまわないように
食事内容も工夫してみましょう
旬の食べ物を
楽しむようにすると良いですよ
また、食事や間食で飲むものを
お水やお茶にしたり
コーヒーや紅茶は無糖で飲むと
ゆっくり楽しむことができます
⒌まとめ:秋を楽しみながら歯を健康に
食欲の秋に
気をつけるポイントを知り
生活に取り入れていけば
美味しいものを
自由に食べることができます
これからの行楽シーズンも
しっかり虫歯予防しながら
楽しんでください
気になることがあれば
ぜひお気軽にご相談くださいね♪
以上です
てらむら歯科では
定期的な検診・クリーニングをお勧めしております
歯の健康=全身の健康です