夏に歯がしみる原因は?知覚過敏の対策5選

真夏の暑い日
冷たい飲み物やアイスを食べると
「キーン」と歯がしみる…
それ、もしかしたら
「知覚過敏」かもしれません
知覚過敏は
一時的なものと思われがちですが
放っておくと
神経が弱ってしまい
悪化することもあります
この記事では
「夏に起こりやすい知覚過敏の原因」
「すぐにできる対策5つ」
をご紹介します
助けになれたら嬉しく思います
ぜひ、チェックしてみてください!

目次
⒈夏に知覚過敏が増える理由
⒉あなたは大丈夫?セルフチェック
⒊知覚過敏の主な原因
⒋今すぐできる!対策5選
⒌受診のタイミングと治療法
⒍まとめ:夏でも快適な食生活を
★「虫歯」について
こちらのブログからチェック
★「歯周病」について
こちらのブログからチェック
1. 夏に知覚過敏が増える理由
夏は冷たい飲食物を
とる機会が増えるため
知覚過敏の症状が
現れやすくなります
暑さをしのぐため
氷入りの飲料やアイスを
食べることが増えると
歯の表面に強い刺激を与えます
その刺激が
長く続くようになると
神経が弱ってきてしまいます
その一方で
気温が高くなると
水道水の温度も上がるため
冬場のように
日常でしみることはなくなり
「まぁ、いっか」と
放置する方が増えます
知覚過敏が重症化しないために
様子を見て良い症状なのか
見極めることが大切です
★「知覚過敏」について
こちらのブログからチェック
2. あなたは大丈夫?セルフチェック
以下のような症状がある場合は
知覚過敏の可能性があります
・冷たいものを食べると歯がキーンとしみる ・歯みがきの時にピリッと痛む場所がある ・甘いものや酸っぱいものでも痛む ・歯ぐきが下がってきたと感じる |
知覚過敏の痛みは
通常、一時的なもので短時間で治まります
しかし、知覚過敏が進行すると…
・ジーンと痛みが持続する
・熱いものがしみてくる
・噛む時にかばってしまう
などの症状が出てきます
また虫歯でも
同じ症状が現れてきます

もし、痛みが徐々に強くなったり
持続するようになったりする場合は
早めに歯科医院を受診しましょう

3. 知覚過敏の主な原因
知覚過敏は
「エナメル質のすり減り」や
「歯ぐきの後退」によって
歯の内部である
「象牙質」が露出することが原因です
具体的な原因としては
「オーバーブラッシング」
「歯ぎしり」
「酸性の食品による酸蝕症」
「歯周病」
などが挙げられます
★「酸蝕症」について
こちらのブログからチェック
「歯ブラシをグリップ持ちしている」
「夜間にギシギシしている」
「夏はレモンチューハイをよく飲む」
「歯科で歯周病と言われたことがある」
これらに当てはまる方は要注意です
特に夏場は
酸性度の高い食品を
摂取する機会が増えるため
知覚過敏が
進行しないように注意しましょう!
4. 今すぐできる!対策5選
① 適切な歯ブラシに変える
歯ブラシの硬さの種類は
S(ソフト)
M(ミディアム)
H(ハード)
主にこの3つです
基本的には
M(ミディアム)がおすすめ
H(ハード)は
硬すぎることが多いです
② 歯みがきは鉛筆持ちで磨く
鉛筆持ちにすることで
大きく動かしにくくなります
強さより細かく確実に
当てていくことが
歯ブラシ上達のコツです!
③ 知覚過敏用の歯みがき剤を使う
歯磨き粉を
知覚過敏用に変えるだけでOK
シュミテクトは
フッ素濃度も高いのでオススメです
④ 炭酸・酸っぱいものは習慣的にとらない
レモン酎ハイ
スポーツ飲料水など
夏場に回数が増えやすいものは
意識的に控えていきましょう
⑤ 歯ぎしり予防のためのマウスピース使用
夏場は寝苦しく
マウスピースをやめてしまいがちですが
外してしまうと
睡眠の質が下がり
逆効果になってしまいます
5. 受診のタイミングと治療法
知覚過敏は
早期に適切な対処をすれば
改善が可能です
しみているからと放っておいて
神経が弱ってしまうと
取り返しがつかなくなります
症状が長引いたり
痛みが強くなる場合は
早めに歯科を受診しましょう
定期検診などで
しみている部位を
チェックしてもらうのもオススメですよ
知覚過敏の処置について
知覚過敏が
進行しそうな歯には
「フッ素塗布」
「知覚過敏抑制剤の塗布」
を行うことが多いです
また必要に応じて
「歯のコーティング」
「詰め物」
などの処置を行うこともあります
歯の部位や症状によって
処置方法は変わりますので
気になる方は
お気軽にお尋ねください
⒍まとめ
夏は知覚過敏が
起こりやすい季節です
自分でできるケアを行い
必要に応じて処置をしながら
冷たいものを
美味しく楽しめる夏にしましょう!
気になることがあれば
ぜひお気軽にご相談くださいね♪
以上です
てらむら歯科では
定期的な検診・クリーニングをお勧めしております
歯の健康=全身の健康です